2021年6月29日
すでに5回目になりましたが、地下水技術協会・全国さく井協会春季講演会「初級技術者のための地下水講座-地下水と揚水-」の資料です
地下水概説 地下水の理論と実際

講義資料2021

講演の内容は千葉大学理学部地球科学科における学部専門基礎「水文学Ⅰ」(現在休講中)の中の「地下水」の章がベースになっています。地下水に関わる基礎的事項を講義します。若手技術者は工学的な解析手法は身につけているのですが、地下水流動系の実態に関する知識を身に付ける必要があるとのこと。そこで、地下水に関する講義をやることになりました。講義資料は活用してください。

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昔の講義録が出てきました

1993年から2年弱でしたが筑波大学水文学教室に講師として在籍しました。その時の講義資料ですが、榧根勇先生から引き継いだものをベースにしていると思います。地下水学も当時とは比較にならないほど進歩していますが、地下水流動の現象認識は20世紀までで十分達成したように思います。私が古くなっただけかも知れませんが、ご活用ください。

(以下は2019年度までの記述)

地下水流動系に関する解説

以前書いた地下水流動系に関する未公表解説です。 本文 

地理学的な観点を考慮した流域の水循環のあり方、見分け方

「近藤昭彦(2012.9):地理学的視点に基づき流域の水循環のあり方を推定する方法、水循環-貯留と浸透、86巻,5-9.」のドラフトです。参考にしてください。講義では地形から水循環を推定する方法について話しましたが、その時に使った阿武隈山地(福島県伊達郡川俣町山木屋)の画像です。 どのような水循環が考えられるでしょうか。

地下水を知るいくつかのポイント(昨年までの記述)

2019年度追加事項ほか