スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール
愛知県立三谷水産高校訪問

スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)制度で関わらせていただいている愛知県立三谷水産高校(蒲郡市)を訪問しました。今年は3年目ですが、私の担当するドローンによる沿岸水域モニタリングでは、高校生が自分たちでドローンを制作し、撮影した画像を解析しています。もちろん、私は偉そうに勝手なご意見を宣うだけで、何もやってはいないのですが、高校生は着実に進歩しています。三谷水産高校のSPHでは6つの課題に対して各グループがそれぞれ取り組み、高校生とは思えない素晴らし成果をあげているのですが、文科省からは課題が多すぎるとの意見がついているという。複数の小目標に取り組み、その中から関係性を見いだし、大目標を見いだしていくやり方が、新しいものを生み出します。目標の階層性を意識して、小目標を関係性でつなぐというやり方、それはFuture EarthやSDGs達成の方法だと思いますが、ここでは確実に実行されています。(2018年7月3日)

高校の中にあるこの構造物は伊勢湾台風時の防潮堤。
あの時の海岸がここだったということ。
港の手前には伊勢湾台風直後の昭和35年にできた防潮堤。
奥に見えるヨットはニッポンチャレンジの軌跡。

愛知県立三谷水産高等学校
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