近藤研究室2018年度後期配属卒論ガイダンス

3年生の後半から卒論に取りかかる皆さんに近藤研究室が何を大切にしているか、お伝えしたいと思います。様々な研究成果についてはホームページを参照してください。


近藤研が大切と考えていること


皆さんに検討して頂きたい課題

①の課題

ホームページでは世界、特にアジアを中心とした様々な課題に対応した研究を見つけることができたと思います。地理学の知識とリモートセンシング、地理情報処理技術(GIS)によって解くべき重要な課題にアプローチすることができます。
●協働の輪に入ってもらいたい課題:「北アフリカ乾燥地域における持続可能な地下水利用システムの構築」ナイル下流域の地下のヌビア砂岩は地域の貴重な水資源となっていますが、化石地下水の利用は持続可能ではありません。どのようなオアシスの暮らしを提案できるか、文理融合グループの仲間に入りませんか。

②の課題

・流域における水・物質循環の健全化を図り、よりよい地域を様々なステークホルダーと協働で実施している「印旛沼流域プロジェクト」に参加しませんか。
・原子力災害による避難指示が解除された福島県川俣町山木屋地区で、地域の人々を含む様々なステークホルダーと協働で未来を創っていく「山木屋復活プロジェクト」の仲間になりませんか。
様々な問題の現場において、科学の成果を解決に活かすためにはどうすれば良いか。未来を語る前に、現実と向き合って一緒に考えたいと思います。

③の課題

・リモートセンシングを身近なものにするために、人工衛星からUAV(Unmanned Aerial Vehicle)まで、マルチレベルのリモートセンシングを使った課題解決型の研究に取り組んでいます。
・特に農業への応用は、千葉県との共同研究「スマート農業プロジェクト」として取り組みを進めている重要課題です。稲、麦や野菜の成長を見守りながら、一緒に成長していきませんか。

その他にも、環境、すなわち人と自然の関係、に関わる様々な課題に取り組む事ができます。重要だな、と直感を持ったら、研究室を訪問してください。


研究室の場所:工学系総合研究棟1-802(南門近く、松韻会館北側)、メールはkondoh@faculty.....