第6回 CEReS外部評価-プログラム3の研究紹介-

発表資料


Program 3:衛星利用高度化プログラムとは何か
世界科学会議における1999年のブダペスト宣言による“社会の中の科学、社会のための科学”の実現は21世紀の科学者に課せられた指命である。今後の環境リモートセンシングでは、具体的な問題の発見・理解・解決、施策への反映を目指した多くの関連分野の協働体制の中におけるリモートセンシング技術の利用方法の確立を推進する必要がある。そこで、本プログラムでは日本および世界における解くべき重要な課題を設定し、リモートセンシングの成果を地上における情報と融合させ、異分野協働による衛星利用方法の高度化を達成することを目的とする。

問題解決に役立つRSをやっていきたい。地域の問題解決のためには、普遍性をベースにして、その上にある個別性をまず理解する必要がある。地域の問題を一つずつ丁重に扱って、知識、経験を積み上げていかなければならない。だから、地域研究は重要なのである。新しい方向性としてUAVリモートセンシングがある。リモセンで培われた知識、技術、経験を地域に返すことができる。決して華やかではないのですが、人の暮らしを大切にする研究を続けていきます。